的確な時代考察は特に素晴らしい!

功名が辻/司馬 遼太郎

功名が辻への絶賛コメント

“歴史小説としては異例の凡人が主役。原作者が不思議がる位の小器・凡庸。いい所は素直で不器用な所。女性が言う所の「いい人・優しい人」、つまりは物足りない人。
凡人がテーマの小説は数あれど、歴史小説として完成させられるのは司馬さん位しかいないっすね!的確な時代考察は特に素晴らしい!
この辺から「司馬文学」と言うべき歴史考察を濃厚に絡めた歴史小説に変わっていく氏の作品群を考えても、とても興味深い作品です。初期の作風を生かしつつ、中期以降の時代考察も垣間見られる・・。とても贅沢な(?)作品でもあります。
少々コメディータッチな点も女性がもう一人の主人公なのも司馬さんには珍しい作品。
やー、面白いっす!!”

引用元:http://sakuhindb.com/jbook/7_KOUMYOU_20G

+7日前

コメントを全部見る

“どこにでもいる平凡な武士・山内一豊が、賢妻である千代の支えによって戦国乱世で出世していくと言う話。
歴史小説と言えば、...続きを読む織田信長とか豊臣秀吉とかの天才が、常人離れした戦略・戦術で次々と強大な敵を倒す、と言う感じの少年ジャンプっぽさがありますが、今回の主人公の一豊は凡人の中の凡人です。その凡人が、コツコツと出世していく物語で、共感できる人も多いはず。
ちなみに、タイトルの「功名が辻」の意味は、功名は「手柄」のこと。辻とは「十字路」のこと。つまり、功名が辻とは、「手柄・出世への分かれ道」みたいな意味です。
この小説には一種の中毒性の様なものがあって、ヒマな時に読み返したくなる時があります。”

引用元:http://toumaswitch.com/koumyou-tsuji/

+7日前

功名が辻に関連した絶賛

一瞬の風になれ 第一部 -イチニツイテ-

佐藤多佳子

ベルカ、吠えないのか?

古川日出男

プリンセス・トヨトミ

万城目学

私が語りはじめた彼は

三浦しをん

最近話題の絶賛

ミルフイユ・ヴァニーユ

フレデリックカッセル

キング・オブ・エジプト

ニコライ・コスター=ワルドウ

袋田の滝

大子町

Zessanをフォロー

功名が辻の感想・評価・口コミ