大震災という逆境に強い精神で立ち向かう感動のノンフィクション!

紙つなげ! 彼らが本の紙を造っている/佐々 涼子

紙つなげ! 彼らが本の紙を造っているへの絶賛コメント

“このノンフィクションを読みながら、自分が読んでいる本の「手触り」を確かめたくなることが、何度もありました。
紙の本があるのは「あたりまえ」だと思い込んでいるけれど、どこかで誰かが文章を書き、紙をつくり、印刷し、製本しているからこそ、この本は、ここにある。
そのリレーのどこかひとつでも欠けてしまったら、僕は、この本を読むことができなかったのです。
こんなに簡単に本が読むことができるのが「あたりまえ」の世の中って、すごいんだよね。”

引用元:http://d.hatena.ne.jp/fujipon/20140722

+7日前

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「紙つなげ! 彼らが本の紙を造っている」とは

2014年に発刊された佐々 涼子によるノンフィクション。
東日本大震災によって、壊滅的な打撃を受けた日本製紙石巻工場の再生を描く。

内容紹介

「8号(出版用紙を製造する巨大マシン)が止まるときは、この国の出版が倒れる時です」―2011年3月11日、宮城県石巻市の日本製紙石巻工場は津波に呑みこまれ、完全に機能停止した。製紙工場には「何があっても絶対に紙を供給し続ける」という出版社との約束がある。しかし状況は、従業員の誰もが「工場は死んだ」と口にするほど絶望的だった。にもかかわらず、工場長は半年での復興を宣言。その日から、従業員たちの闘いが始まった。食料を入手するのも容易ではなく、電気もガスも水道も復旧していない状態での作業は、困難を極めた。東京の本社営業部と石巻工場の間の意見の対立さえ生まれた。だが、従業員はみな、工場のため、石巻のため、そして、出版社と本を待つ読者のために力を尽くした。震災の絶望から、工場の復興までを徹底取材した傑作ノンフィクション。

出典:使命感を持って髪を作り続け

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