普段何気なく口にしている食肉について深く考えるきっかけとなる一冊

世界屠畜紀行/内澤旬子

世界屠畜紀行への絶賛コメント

“バリ島の豚の丸焼き、エジプトのラクダの屠畜、チェコの肉祭り、モンゴルの羊の屠畜、韓国の犬肉、沖縄のヤギ肉、インドの犠牲祭、アメリカの大規模屠畜、日本の芝浦屠場など、世界中を回って家畜が肉になるまでの様子を取材したルポルタージュ。
雑誌「部落解放」に連載されたことからもわかるように、屠畜という仕事やそれに従事する人に対する差別はなぜ起きるのか、というところから話は始まる。けれども、難しい話や主義主張を語るわけではない。ひたすら屠畜という仕事の魅力や大切さを丁寧に描き出している。
まさに興味津々といった感じで作業の一つ一つについて書き、詳細なイラストを付けている。現場の様子が目に浮かんでくるようだ。
現在、家畜が肉になるまでの工程を私たちはほとんど意識することがない。それを目に見える形で示したことは、この本の大きな功績だろう。”

引用元:http://matsutanka.seesaa.net/article/439

+7日前

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「世界屠畜紀行」とは

出典:http://www.mammo.tv/interview/287_pic_05

2007年に発刊された内澤旬子のイラスト・ルポルタージュ。

内容紹介

「食べるために動物を殺すことをかわいそうと思ったり、屠畜に従事する人を残酷と感じるのは、日本だけなの?他の国は違うなら、彼らと私たちでは何がどう違うの?」アメリカ、インド、エジプト、チェコ、モンゴル、バリ、韓国、東京、沖縄。世界の屠畜現場を徹底取材!いつも「肉」を食べているのに、なぜか考えない「肉になるまで」の営み。そこはとても面白い世界だった。

出典:https://www.amazon.co.jp/%E4%B8%96%E7%95

食べるために生き物の命を扱う屠畜。
普段目にすることのない、その本当の姿を詳しく見ることができる貴重な本です。
興味のある方は、ぜひご覧ください。

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