過酷な経験をしても這い上がってきて、怒涛の出世をしていく主人公には胸を打たれる。
不毛地帯/山崎 豊子
不毛地帯への絶賛コメント
“『白い巨塔』に続いての山崎物。もうね、本当に日本人作者?と思うほどにスケール感がでかい。地獄のソビエト抑留+総合商社同士の激烈バトル!、こんなんテンションあがらざるを得ないですわ。もっとも不安を抱いていたソビエト部分も、傑作ミステリ『グラーグ57』に匹敵するリアリティ感が満載。その先の、商社バトルの果てしないエスカレートは、ページを読むほどにワクワク感とスケール感の増大が止まらない!”
引用元:http://bookmeter.com/b/4101104409+7日前
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“自分が体験できない物語を脳内で体感できるのは何物にも代え難い貴重な至福の時間です。
特に今日紹介する山崎豊子さんの小説は読み応えがあり、読了するのが大変ですが、絶対に現代ではできない経験をすることができるので、是非読んでみて下さい。”
+7日前
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概要
不毛地帯は、1973年から1978年までサンデー毎日に連載された山崎豊子の小説。
連載中に、ロッキード事件、ダグラス・グラマン事件があり、偶然似た題材を扱っていたため話題になったが、どの事件とも異なるフィクション作品である。
あらすじ
主人公の壹岐正は陸軍中佐で大本営参謀で、終戦時には関東軍部隊の説得に努めた。日ソ中立条約を犯して侵攻してきたソ連軍に拘置され、シベリアに送られ11年の抑留生活を余儀なくされる。
帰国した後、経歴を買われ近畿商事に入社し、数々の挑戦をしていくこととなる。
凄まじい人生を送る壱岐は、屈することなくビジネスで成功を収めて出世していく。
40年前に書かれたとは思えないほどの引き込まれる世界観は圧巻。
ぜひ小説を手にしてみてはいかがでしょうか。
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