読み手を楽しませてくれる仕掛けが詰まった作品です!

ポイズンドーター・ホーリーマザー/湊かなえ

ポイズンドーター・ホーリーマザーへの絶賛コメント

“最後の二編はすごく面白い。「毒親」という最近使われる言葉。社会現象として、特に母と娘の関係で言われるけれど、本当に「よくある」ことなのだろうか、本当は母娘はどういう関係なのかは、個別に全然違う、なんてことを思わせてくれる。
「ポイズン」のラストから、「ホーリー」へのつながりが抜群にいい。意外な展開。流石。この二つだけ、立ち読みしてもいいのではないか、いやそういうことは言ってはいけないか。”

引用元:http://blog.goo.ne.jp/full-chin/e/e15fb9

+7日前

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「ポイズンドーター・ホーリーマザー」とは

2016年に発刊された湊かなえの母娘関係をテーマにした連作短編小説。
イヤミス(読んだ後に嫌な気分になるミステリー)というジャンルを世に広めた作者だけあり、本作も後味の悪いイヤミス作品となっている。

あらすじ

母親に会いたくないことを理由に、故郷で行われる同窓会の誘いを断った、女優の藤吉弓香。中学生の頃から、何かと弓香を自分の思い通りにしようとする母が、頭痛の原因にまでなっていた。それでも、自分と同じ境遇の友人に説得され、どうしようかと悩んでいた頃、「毒親」をテーマとした番組への出演オファーがあり…。親子、姉妹、男女など、圧倒的な筆力で人間の心理を描写する、筆者渾身の傑作ミステリー集!

出典:http://arasuji-ch.com/ma-gyo/minato_kana

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