元過激派の父に翻弄されながらも、成長していく二郎から目が離せない!
サウスバウンド/奥田英朗
サウスバウンドへの絶賛コメント
“みながユイマール(相互扶助)なら素晴らしい。しかし、いみじくも一郎自身が語るように、集団になると権力を求める人間がいる、安全と安定を求める人の欲求もある。そうした真実のなかで、孤高に、自分自身の考えだけで生きていくのはとても難しい。そうしたことも心の片隅にきちんと理解しておくことも必要。それが奥田のメッセージだと思う
生き生きとした登場人物たち。500ページはあっという間。まさしくオススメの一冊。”
+7日前
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「サウスバウンド」とは
直木賞受賞第一作の奥田英朗の小説。または、これを原作とした2007年公開の日本映画。
原作は2005年6月30日に単行本が、2007年8月31日に文庫版が発売された。本作は奥田英朗が3年かけて完成させたというもの。文庫版は上巻と下巻に分かれている。 2006年本屋大賞で2位に選ばれた。
元過激派の父が起こす大騒動に翻弄されながらも、東京から沖縄への移住を通して家族の絆、息子二郎の成長していく過程を描いている。
内容紹介
小学校六年生になった長男の僕の名前は二郎。父の名前は一郎。誰が聞いても「変わってる」と言う。父が会社員だったことはない。物心ついたときからたいてい家にいる。父親とはそういうものだと思っていたら、小学生になって級友ができ、ほかの家はそうではないらしいことを知った。父はどうやら国が嫌いらしい。むかし、過激派とかいうのをやっていて、税金なんか払わない、無理して学校に行く必要などないとかよく言っている。家族でどこかの南の島に移住する計画を立てているようなのだが…。型破りな父に翻弄される家族を、少年の視点から描いた、長編大傑作。
出典:https://www.amazon.co.jp/%E3%82%B5%E3%82
直木賞作家の奥田英朗の作品ということもあり、とても評価が高い作品です。
登場するキャラクターたちも特徴的な人間ばかりでとても面白いです。
ぜひ読んでみてください。
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