震災や死者についての思いを想起させる傑作小説。
想像ラジオ/いとうせいこう
想像ラジオへの絶賛コメント
“未曾有の出来事に喪失感を抱き、自分の無力さを感じたあの日から2年。日本に起こった悲しい記憶を遡ったとき、私たちの傍にはいつもラジオがあったことを思い出した。戦後の娯楽を支え、パーソナリティとリスナーを繋いできたラジオ。あの日、伝えられた数々の声が、『想像ラジオ』を通じて再びリアルに響いてきた。耳を澄まし聞こえてきた声は力強くて温かくて、やっぱり切なかった。だがきっと、今後何度も読み返すことになるだろう。素晴らしい小説に出会えた。”
引用元:http://ddnavi.com/dav-contents/125967/a/+7日前
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「想像ラジオ」とは
2013年に発刊されたいとうせいこうの小説。
2013年・第26回三島由紀夫賞候補作、第149回芥川龍之介賞候補作、第35回野間文芸新人賞受賞、第2回静岡書店大賞小説部門大賞受賞、iBooks Best of 2013 今年のベストブック、第10回 ダ・ヴィンチ編集部が選ぶプラチナ本 OF THE YEAR 2013、紀伊國屋書店スタッフが全力でおすすめするベスト30「キノベス!2014」1位、第11回本屋大賞候補作。
あらすじ
海沿いの小さな町で、なぜか高い杉の木のてっぺんに引っかかっているというDJ(ディスク・ジョッキー)アーク。彼がパーソナリティをつとめる『想像ラジオ』は、「想像」という電波を使って「あなたの想像力の中だけ」で聞こえるラジオ番組。リスナーから次々と届くメールを軽快に読み上げるアークだが、どうして自分がひとりで木の上にいるのか、なぜリスナーから次々とメールが届くのか状況はつかめないまま。そして彼には、どうしても聞きたい、ひとつの〈声〉があった……。
出典:http://ddnavi.com/dav-contents/125967/a/
出典:http://www.cinra.net/uploads/img/intervi
俳優、小説家、お笑いタレントと多彩なを才能を持つクリエイターのいとうせいこう。
本作は大きな反響を呼び2014年に話題となった一冊です。
多数の賞も受賞している作品ですので、評価も高く読む価値はある小説です。
まだ読んでいない方は、ぜひ読んでみてください。
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