塞ぎこんだ思いが溢れだす感動の物語!

ふくわらい/西加奈子

ふくわらいへの絶賛コメント

“王様のブランチで紹介された、魂をゆさぶる感動小説『ふくわらい』。
西加奈子さんの小説は、ほのぼのしている作品を書いているようで、実はものすごく強力なパンチ力があり、読み手の心をゆさぶります。
本の扉にも福笑いの絵がありますが、福笑いとはゼロから顔のパーツを作っていくもの。
主人公の定は、恋愛・人付き合いなど多くの人が当たり前にやっていることも、「それって何?」とゼロから考えていく。
定が私という福笑いを完成させていく話。
ラストシーンでは定は定なりの福笑いを完成させて、ものすごい境地にたどり着き圧倒的です。”

引用元:http://d.hatena.ne.jp/padma22/20121008/1

+7日前

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「ふくわらい」とは

出典:http://korewo-mimasita.com/wp-content/up

2012年に発刊された西加奈子の小説。
2013年には第148回直木三十五賞候補、第10回本屋大賞5位、第1回河合隼雄物語賞受賞。

内容紹介

マルキ・ド・サドをもじって名づけられた、書籍編集者の鳴木戸定。
彼女は幼い頃、紀行作家の父に連れられていった旅先で、誰もが目を覆うような特異な体験をした。
その時から、定は、世間と自分を隔てる壁を強く意識するようになる。
日常を機械的に送る定だったが、ある日、心の奥底にしまいこんでいた、自分でも忘れていたはずの思いに気づいてしまう。
その瞬間、彼女の心の壁は崩れ去り、熱い思いが止めどなく溢れ出すのだった――。

幼いころの経験から心を閉ざしてしまった主人公の定。
人生を変える出会いをして、物語は進んでいきます。
ぜひ小説を手にとってみてください。

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