美しい風景描写とともに心情に語りかけてくる表現には読むものを魅了する力があります!

沈むフランシス/松家仁之

沈むフランシスへの絶賛コメント

“『火山のふもとで』で鮮烈なデビューを果たした松家仁之待望の第二作。期待にたがわぬ出来映え、といいたいところなのだが、前作に比べると、よくできた小品という印象が強い。相変わらず叙述の技巧は冴えわたり、読む快感を堪能できる仕上がりなのだが、前作がオードブルからはじまってデザートに至るフルコースだとしたら、今回の作品はア・ラ・カルトの一品といったところか。しかし、よりいっそう深みを増したその味わいは賞味する価値あり。”

引用元:http://d.hatena.ne.jp/abraxasm/20131109/

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「沈むフランシス」とは

出典:http://pbs.twimg.com/media/BYsp_IQCAAE__

2013年に発刊された松家仁之の小説。
キノベス!2014の第4位に選ばれた。

内容紹介

森をつらぬいて流れる川は、どこから来てどこへ向かうのか――。『火山のふもとで』につづく待望のデビュー第二作。北海道の小さな村を郵便配達車でめぐる女。川のほとりの家屋に暮らし、この世にみちるさまざまな音を収集する男。男が口にする「フランシス」とは? 結晶のまま落ちてくる雪、凍土の下を流れる水――剥き出しの自然と土地に刻まれた太古の記憶を背景に、二人の男女の恋愛の深まりを描きだし、五官のすべてがひらかれてゆくような鮮烈な中篇小説。

出典:https://www.amazon.co.jp/%E6%B2%88%E3%82

東京から北海道の田舎町に移り住んだ主人公の桂子は、音に並々ならぬ執着を持つ不思議な男と出会う。
二人の関係を中心にストーリーは進んで聞きます。
興味のある方は、ぜひ読んでみてください。

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