幻の日本酒「獺祭」・・美味しさの秘密とは?
獺祭/旭酒造株式会社
獺祭への絶賛コメント
“ともすれば一時のワインがそうだったように、吟醸酒の世界も、通でなければわからないとか、理解しずらいモノのように語られます。絶対に違います。真に美味しい酒は、誰が飲んでも美味しいモノです。”
引用元:https://www.asahishuzo.ne.jp/index.php+7日前
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“「獺祭〈だっさい〉」がうまいお酒だと人がいうのは間違いではない。
その「磨き二割三分」は、高い故、滅多に呑めないのだが、口にしたときの流麗な味わいは、
呑んでいるとそれが高いお酒だということを忘れるほどである。うっとりするのである。
贅沢感を感じる味わいとその満足感をうまいということは間違ってはいないのである。”
+7日前
“客から見て、最高の酒を追求している酒蔵だから
存在価値がある。どこにでもある酒蔵なら、価値はない!
桜井は日本一の酒を造ろうと、手間も時間もかかる究極の磨きに挑み、
「磨き2割3分」を生み出した。
「磨き」とは、精米して雑味となるタンパク質などを取り除く作業のこと。
磨けば磨くほど、時間もかかり、生産コストも上がることになるが、
そこから、圧倒的にすごい酒、獺祭が生まれることになった。”
+7日前
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獺祭とは?
出典:http://uds.gnst.jp/rest/img/5mm6ammm0000
獺祭とは、言わずと知れた日本が世界に誇る日本酒です。
獺祭の美味しさは、日本酒好きの人であれば勿論、普段日本酒を飲まない人でもはっきり分かると言われる程、美味しいことで知られています。
獺祭のお値段は最高級品ともなると、720mlで3万円を超えてきます。
コンビニで売っている500mlサイズに換算しますと2万円を超えてくるものもあるということですね・・高級品です。
出典:http://www.47news.jp/feature/sake/sake_p
数ある日本酒の中でも高級品として知られる獺祭ですが、その人気は凄まじく飛ぶように売れに売れ、常に品薄状態となっています。
出典:https://ze-ssan.com/image/temp/dassai_1.
ホームページを確認してみると、今日注文したとしても手元に届くまでには、最短で2ヶ月かかるとのこと・・・獺祭が幻の日本酒と呼ばれるのも頷けます。
獺祭はどこの誰によって造られているのか?
出典:http://madcockey.cocolog-nifty.com/photo
獺祭ですが、山口県にある旭酒造株式会社によって造られています。
旭酒造株式会社ですが1770年代から存続しているとのことで、大変歴史のある会社であることが伺えます。
出典:http://y-shuzo.com/hp/hp_img/asahi/asahi
こちらが実際に獺祭が造られている酒蔵になります。
酒蔵に関しては、2015年に建て替えられたとのことで非常に綺麗ですね。
獺祭の美味しさの秘密は酒造りに対するポリシーにあり
獺祭を造られている旭酒造の目指す蔵元像ですが以下のようにホームページに大々的に掲載されてます。
出典:https://ze-ssan.com/image/temp/dassai_22
酒といえば酔ってなんぼ、売れてなんぼのイメージがある訳ですが、旭酒造に関しては徹底して味わってもらう、楽しんでもらうことに重きを置いているとのことです。
出典:https://www.asahishuzo.ne.jp/image/img_t
そもそもトップページに、「旭酒造は酒造りが大好きです」宣言がされています。
調べれば調べる程、獺祭を造られている旭酒造は他の酒造とは一線を画す、崇高な哲学を持った酒造であることが伝わってきます。
旭酒造の酒造り大好き宣言を聞いていると・・ぽかの有名なエイブラハム・リンカーンの名言を思い出しました。
出典:http://livedoor.blogimg.jp/laba_q/imgs/9
“君の決心が本当に固いものなら、
もうすでに希望の半分は実現している。
夢を実現させるのだという強い決意こそが、何にもまして重要であることを決して忘れてはならない。
By エイブラハム・リンカーン”
出典:エイブラハム・リンカーン
極めつけの一言では
“真に美味しい酒は誰が飲んでも美味しいものです”
獺祭に対する強い自信を感じます。
また、旭酒造の美味しさにこだわるポリシーは獺祭のラベルからも垣間見えます。
出典:http://livedoor.blogimg.jp/ginsenhonoca/
獺祭では"味、中身で勝負する"というポリシーから獺祭を豪華な箱に入れたりすることはありません。ラベルに関しても可能な限り素朴でありシンプルなものを選択されたというのです。
こだわりの強さは、取り扱い店舗にも
獺祭を取り扱うためには、特約販売店条約の以下条件を満たす必要があります。
・高品質な清酒の販売に意欲のある酒販店
・高品質の売場がしっかりしているお店
さすが、幻の日本酒獺祭ですね。お店側の希望でどこもかしこも取り扱えれるわけではないようです。
では実際に獺祭を味わうことのできるお店はどこなんだ??という疑問が湧く訳ですが、獺祭の公式ホームページにまとめられているようですのご確認ください。
出典:https://ze-ssan.com/image/temp/dassai_3.
出典:https://ze-ssan.com/image/temp/dassai_4.
東京ほどの都会であればお店も沢山あるようですが、茨城で獺祭が飲めるお店となると・・わずか3店舗しか無いようです。
獺祭が造られるプロセス
1_洗米
出典:https://www.asahishuzo.ne.jp/photo/pho_s
お酒を作るに当たって、元となるお米の表面についたぬかやゴミを取り除く必要があります。
洗米後の米の持つ水分が重要となる訳ですが、機械で行うにはその精度に限界があるため獺祭を作る際には手洗いしているとのことです。
2_烝米
出典:https://www.asahishuzo.ne.jp/photo/pho_j
獺祭の美味さを実現するためには、元となるお米一粒一粒の外側は硬く内側は柔らかい、外硬内軟のお米を作る必要があるとのこと。伝統的な和釜により蒸されます。
3_麹作り
出典:https://www.asahishuzo.ne.jp/photo/pho_k
麹は酵母に適当にブドウ糖を供給し、その醗酵するスピードを最適な水準にコントロールするといった日本酒作りの工程においてもっとも重要な仕事と言われています。
旭酒造では最高の獺祭を作り上げるために、深夜、早朝問わず経験豊富な職人さんが5感を研ぎ澄ませこの職務にあたっているとのこと。
4_仕込み
出典:https://www.asahishuzo.ne.jp/photo/pho_s
仕込みでは、0.1℃単位の精度でもろみをコントロールしています。
洗米や麹がバイオリンやピアノであるならば、仕込みの担当者にはオーケストラの指揮者としての能力が求められるとのこと。深いですね。。
5_上槽
出典:https://www.asahishuzo.ne.jp/photo/pho_j
もろみから酒を分離させる工程です。
ここで旭酒造自慢の遠心分離機の登場となります。
無加圧状態にて、もろみから酒を分離できるので、純米大吟醸が本来持っている香りであり、ふくらみといった美点をそのままに表現できるそうです。
6_瓶詰め
出典:https://www.asahishuzo.ne.jp/photo/pho_b
いよいよ瓶に詰める訳ですが、簡単そうに見えるこの瓶詰めにも最高の獺祭を作り上げるのには細心の注意を払う必要があるようです。
獺祭を作る際には、冷温瓶詰方式とよばれる方法が採用されており、冷たいまま瓶に詰められることによってその独特の香りを逃がさないという訳です。
以上6つのプロセスを経て獺祭が出来上がります。
文字に起こすと簡単そうに見えなくもないのですが、手間暇を惜しまず、最高の獺祭を作り上げるために昼夜努力、試行錯誤がなされていることに感銘を受けました。
獺祭という名前の由来
獺祭・・初めて聞いた時は何かのお祭りかと思ったこの名前。気になる名前の由来を調べてみました。
名前の由来は・・獺祭を作っているその土地の名称にありました。
出典:https://ze-ssan.com/image/temp/dassai_55
旭酒造は獺越と呼ばれる地名のところにあり、その地名の由来は
「川上村に古い獺(カワウソ)がいて、子供を化かして当村まで追越してきた」ことから獺越と称されるようになったそうです。
酒造のある獺越の地名から一字をとり、獺祭と命名されたそうです。
祭はどこからきたのだという疑問が湧くわけですが、祭りはカワウソが捕まえた魚を横一列に並べる様が祭りのように見えることから獺祭ということのようです。
出典:https://www.asahishuzo.ne.jp/photo/pho_k
◼︎獺祭の商品レパートリー
一口に獺祭といっても、実は色々な商品があることは意外に知られてません。
獺祭 磨き その先へ
出典:http://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_
常識的な純米大吟醸で生み出せない酒質を目指した結果誕生した名作。
美しい香りは勿論のこと、味は複雑かつ重層性のあるもので飲み終えた後の余韻に特徴あり。
獺祭 磨き二割三分 遠心分離
出典:http://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/4
自慢の遠心分離の技術を使うことによって「いやなところが何もない酒質」に仕上がってます。その味わいからは、洗練された華やかさ、繊細さが感じられます。
獺祭 純米大吟醸 磨き二割三分
出典:http://img.cainz.com/img/goods/L/2200277
二割三分・・・野球選手なら解雇レベルの数字ですが、日本酒界では二割三分という数字は、極限の職人のみに実現可能な世界なのです。
こちらの純米大吟醸 磨き二割三分が、数ある獺祭シリーズの中でも最大の売れ筋のようです。
山田錦を極限まで磨き抜き、最高峰の純米大吟醸に挑戦した末に生まれた名作。
飲んだ瞬間に訪れる蜂蜜のような甘みは獺祭の真骨頂。
獺祭 発泡にごり酒スパークリング50
出典:http://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_
獺祭を飲んだことのある人はいても、スパークリングの獺祭を飲んだことがある人となると、なかなかいないのでは!?
爽やかな発泡性と繊細かつ骨太の純米大吟醸が見せる鮮やかな味の切れは格別の一言に尽きる。
獺祭 手造り酒粕 石鹸
出典:http://www.sharaku17.com/product/assets_
石鹸まであるとは・・恐るべし獺祭。
ちょっとした贈り物にも喜ばれそうですね。
獺祭 酒ケーキ
出典:http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/5
ケーキまであるのですね・・・獺祭とつけばなんでも特別感が出てくるから不思議です。
獺祭独特の風味がケーキに染み込んでおります。
獺祭を自分流にアレンジ!!
雪冷えイチゴのクリーム獺祭50熱燗仕立て
出典:https://www.asahishuzo.ne.jp/image/recip
可愛らしい見た目もさることながら絶品の味わい。
イチゴのクリーム獺祭50熱燗仕立てのポイントは・・・獺祭の熱燗と、いちごのクリームからなる最強の二層構造にあります。上唇で、いちごクリームの冷たさを、下唇では熱燗の暖かさを同時に感じられるという不思議な体験ができます。
作り方はとても簡単なようです。
“作り方
1:イチゴを煮詰める。
2:生クリームとフレッシュなイチゴ、1で煮詰めたイチゴを混ぜておく。
3:獺祭50を温めてグラスに注ぎ、その上に2を軽く乗せる。
4:上にイチゴとミントを浮かべて完成!
”
出典:https://www.asahishuzo.ne.jp/info/recipe
獺祭の実
出典:https://www.asahishuzo.ne.jp/image/recip
アイスの実ならぬ・・獺祭の実。なんという贅沢でしょう。
しかも作り方は超簡単。お好みの具材と獺祭を一緒にミキサーにかけて固めるだけで、特別な獺祭の味が味わえちゃうのです。
“作り方
1:材料を一緒にミキサーにかける(量は獺祭と半々のイメージ)
2:丸や可愛い形のアイストレーに入れ、1日以上冷凍庫で冷やす※
3:そのまま食べても、獺祭スパークリングの中に入れてもGoodです!
”
出典:https://www.asahishuzo.ne.jp/info/recipe
獺祭の工場見学もできるんです
知れば知るほど気になる、獺祭の魅力は底なしです。
そしてもっともっと知りたくなる獺祭の美味しさの秘訣。
実は・・獺祭を作っている酒蔵を実際に見学することができちゃうんです。
出典:http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/9
勿論大人気企画となっておりますので、今から予約しても実際に獺祭の酒蔵を見学できるのは最短で3ヶ月先になってしまうとのことです。
幻の日本酒、獺祭を実際に作っている本社蔵を見学できる上に、出来立てのお酒の試飲までできちゃうんです。
それでいてお値段なんと500円。なんというコストパフォーマンス!!
日本酒という飲み物の”美味しさ”を徹底的に追求し続けている獺祭、世界に誇る幻の日本酒とまで謳われている至高の獺祭を是非一度ご賞味あれ!!
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