壮絶な人生を切り開いていく移民には熱いものが込み上げてきます!
ワイルド・ソウル/垣根 涼介
ワイルド・ソウルへの絶賛コメント
“今年読んだ本の中で一番。1章のアマゾン牢人だけでも大河小説になる。すごい内容だった。巻頭の作者の言葉「2002年の4月から6月にかけて、ブラジルとコロンビアで知り合ったすべての人々へ。ただし強盗とスリとかっぱらいは除く。」この感覚がサイコー。アマゾンの奥地で果てた無数の入植者。遠い過去のことではないのに、知らない世界だった。”
引用元:http://bookmeter.com/b/434400373X+7日前
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“物語としては、深刻なテーマを扱っているにもかかわらず、基本的に明るく、感動あり、笑いあり、サスペンスあり、アクションあり、エロスあり、社会批判ありと読み応え十分。そして展開が予想出来ない二重三重にも用意される仕掛けに次が気になり止まらない、読後に爽快な気分になれる最高の本でした。”
引用元:http://aldiguido.net/106/+7日前
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概要
垣根涼介が2004年に出版し、大藪春彦賞、吉川英治文学新人賞、日本推理作家協会賞を受賞し、史上初の三冠受賞を成し遂げた小説です。
戦後の人口増加の国策として、ブラジルへの入植者を募った日本政府。その移民を主人公とし壮絶な人生を送った人たちの物語です。
あらすじ
1961年に23歳の衛藤は、外務省移民課の推奨するアマゾン移民の一員として、ブラジルに到着する。
そこは事前に知らされていた環境とはかけ離れた過酷な場所で連れ立ってやって来た家族は次々と命を落としてしまう。
衛藤自身を自殺をしようとするが、野口に止められ生きることを決意する。
10年後にやっとの思いで生活の基盤を整えた衛藤は、かつての仲間がいるアマゾンに戻る。
そこにいたのは、かつて自殺を止めてくれた田中の息子ケイだった。
ケイは、一人で野生児とかして暮らしていたが、衛藤はケイを引き取ることを決める。
そして、幸せな家庭を築けるかと思ったが事件が起こってしまう…。
続きが気になる方は、ぜひ小説を読んでみてはいかがでしょうか。
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